遠くに住んでいる人へ花を贈りたい!
フローリストのいろはです!今回は生花の花束やフラワーアレンジメントを、遠くに住む大切な人へ贈る方法の御紹介です♪
離れて住んでいる御家族や友人、恋人なんかに花を贈る際に役立つ内容となっております。仕事でも役に立つことがあるかもしれませんね。
ドライフラワーなんかは日持ちする物なので、自分で梱包して贈ることだって可能です。しかし、生花となると数々の試練を乗り越えて、問題を解決して、初めて安心して贈る事が出来るんですよね。
ただ箱に入れて送ればOK。そんな甘くないんですよね。
色々な方法があるのでメリットやデメリットも交えながら説明していきたいと思います♪
①自分で梱包、発送する
花を自分で買って、梱包して発送する方法です。正直言うと、出来る事なら避けたいところですが、やむを得ない時もありますよね。
気を付けるべきこと。ここに気を付けよう。
まずは気を付けるべき事と問題点ですね。ざっくり言うと
- 水切れの問題
- 花の傷み、開花が進む事への対策
- 水漏れの対策
これらをしっかりと抑える事が一番大事なことです。
まず、【水切れ】。これは花束であるなら仕方ないです、ラッピングは解けませんからね。フラワーアレンジメントや花の鉢とかは、しっかりとお水を足していきましょう。
当たり前ですが、箱の中で水平になるように。花束はまっすぐ立つように箱のサイズ調整もしっかりと。余白が大き過ぎると動きますからね。
続いて【傷み】や【開花】に対しては、やはり直前まで涼しい所へ保管して、花束やアレンジメントが箱の中で動かない様にすることが大切です。箱に数か所、通気のための穴を空ける事も効果的です。
詰め物をしっかりとして、輸送中の擦れや当たりを最小に留めましょう。
花と箱が接触するのはNGです。
最後に【水漏れ】。
これが厄介ですね。フラワーアレンジメントは斜めにしたら水がこぼれますし、花の鉢も少しずつ水が漏れます。
箱の底にセロファンを敷くなど、必ず箱の底が水受けとなる様にしましょう。最悪の場合・・・。他の人の荷物にまで迷惑をかける事になりかねません。
運送屋さんも常に水平では運べませんし、斜めになることだって、そりゃ有りますからね。
自分で発送する際は、箱の底にセロファン等を敷いて、詰め物をしっかりとして、発送するまでなるべく涼しい所へ置いておきましょう。
真夏は本当にお勧めしません。
唯一のメリットとして、花以外のモノも一緒に贈れます。
②花屋に発送を頼む
購入した花屋に発送を依頼する場合ですね。運賃と一緒に箱代、梱包代が掛かっちゃいますけどね。
運送屋さんと契約している花屋の場合、自分で発送するより安くなる事も多かったりします。
そして、発送の直前までプロが管理するのと、花を贈る専用の箱(段ボール)などがあるので、色々安心ですし、見た目もきれいに梱包してくれます♪
こちらは唯一のデメリットですが、届け先が不在の時にどうしようもないです。
私も、送り先が長期不在だったり、そもそも住所が間違っていたりして花が帰ってきたことがあります・・・。
あれなんですよ、花ってね、結局はサプライズで贈りたい事が多いんですよね。
『この日に花が届くから』って言えると良いですが・・・。
③送り先の最寄りの花屋へ依頼
これが私の一番のお勧めです♪
届け先から近い所にある花屋の中から、自社配達をしている花屋へ依頼しましょう。今まで挙げてきた問題点やデメリットは全てクリアされます。
鮮度も良いし、留守の時も安心。鉢なんかであれば、花屋が配達するので受け取った人も安心して育て方の質問なんかも出来ますからね♪
今までとは違うデメリットとして、
- デザインが伝わらないかも(どんな商品が行くかわからない)
- お支払い方法が思い通りではないかも
と思う事があるかと思いますが、そんな時は!!
花屋のネットワークの加盟店に依頼しましょう。
全国の花屋さん同士が繋がっているネットワークの様なものが有ります。色々あって、どれがお勧めとかは無いのですが、
例えば花キューピットなんかは有名ですよね。カタログがあって、サイズ感もわかりますし、御支払いもスムーズで非常に便利ですよ♪
【最寄りの加盟店で注文できて、それがお届け先の最寄りの加盟店からお届けされる】
という、とても良く出来たシステムですね♪
加盟店がそれぞれ同じ花を使って同じ規格の商品を作ってくれるので、どんな商品が行くか わかって良いですよね♪ もちろんお任せも出来ます。
ちなみに花キューピットは、日本中に加盟店があって、日本中に花を贈れる素晴らしいサービスです。
なんでも、1950年代の、まだインターネットとかが普及してない時代からこのような素晴らしいサービス、ネットワークを築いていったそうです。
いつの時代も、誰かの役に立つ発想というのは大きく広まるものですね♪
おわりに
今はインターネットでも注文が出来ますし、店舗ごとに自社のカタログを持っている所も多いです。
お店の評判や雰囲気もわかりますからね。便利な方法はどんどん取り入れて、活用して頂けたら幸いです♪
asunaro-flowers.hatenablog.com
母の日やミモザの日なんかにも、活用してみてはいかがでしょうか?
読んで頂きありがとうございました♪
いろはでした♪