はなめも。~花屋のメモ帳~

現役フローリストが語る花と花屋のあれこれ。初心者向けにわかりやすく書いてます。花生活を始めませんか。

シンビジウムのドライフラワー

蘭の花のドライフラワー

フローリストのいろはです!今回紹介するドライフラワーは、蘭の花【シンビジウム】です!

 

シンビジウムについて

ちょっと馴染みのない名前かもしれませんが、画像の様に程よいサイズの可愛い感じの花です。一本の茎に対して写真の様な花がたくさん付いています。

 

蘭の花なので、やはりどこか南国っぽい感じがしますね♪他にも黄色やピンクなど、見る人に元気を与えてくれるような印象の花です。

 

また、鉢の方も人気があって、蘭の花全般に言える事ですが 豪華さや派手さによる存在感があるので、贈り物としても非常に喜ばれる花となります。胡蝶蘭なんかも人気ですよね。

 

開店御祝いなどで見かけたことがある人も多いのでは無いでしょうか?

 

一鉢に茎が3本くらい植えてあって、花がたくさん付いているような鉢です。また、同じ蘭の花であっても、胡蝶蘭やオンシジュウムといった花には無い【良い香り】を持っています。

 

しかし香りを文章で伝えるのって難しいですよね(笑)なんだろう。メロンに、レモンを足したような? 甘いけど、爽やかさもある感じ・・・。

 

気になったら 花屋で確認してください・・・。

 

シンビジウムは強い花

シンビジウムは切り花でも鉢でも非常に花の持ちが良いです。しかも年中 流通しているため、本当に様々な場面で使われている花です。

 

特に、プレゼントや長期的に飾るディスプレイなんかでは、心強いですね。

 

また、南国の蘭の花というだけあって、夏場にも強いというのが嬉しい所です。蕾が徐々に咲いていくような花では無いので、飾り始めてから ずっと綺麗な姿でいてくれます。

 

弱点としては、南国育ちだけあって、寒さが苦手な事くらいです。

 

しかし、少々お高い

良い事ばかりですが、やはり蘭の花というだけあって、なかなか良いお値段です。切り花だと1本800円位から1500円くらいでしょうか。

 

鉢になると10000円を超えるものも多々あります。

まあ、胡蝶蘭と比較すると安いです。花の持ちもシンビジウムの方が良いです。

 

小分けにして使うなら、1本からかなりの輪数が取れるので お得かもしれませんね。

 

シンビジウムのドライフラワーの作り方

それでは今回の本題、ドライフラワーの方に移りたいと思います♪

今回はシリカゲルを使って作りました。蘭類全般、シリカゲルがほぼ必須です。自然に吊るしていても綺麗に出来ません。

 

という事で、

ちょっと花が大きかったので、こんな感じのすっぽり入る器を使いました♪

下の方に無駄なスペースもありますが、これにラップで蓋をして、密閉しました。

待つこと3週間。なんとなく、開けるタイミングを逃して遅くなりました。

 

それでは いざ開封!!

ザザザーっと。この瞬間が好きなんですよね。

出ました!!ちょっとシリカゲルを落とします。そして、出来上がったのがこちらです♪

きれいに出来ました♪質感としては、紙で出来た花みたいです。

花の形も崩れず、花びらが散ったりすることもなく。案外、頑丈そうな感じです。押し花みたいにしても綺麗かもしれませんね。

 

一輪が大きいので、これだけでも存在感があります。詳しい作り方はこちらです♪

 

asunaro-flowers.hatenablog.com

 まあ、シリカゲルに埋めるだけですが(笑)

 

おわりに

という事で今回はシンビジュウムのドライフラワーの紹介でした。最後になりますが、呼び方が【シンビジュウム】だったり、【シンビジューム】だったり、【シンピジュウム】だったりしますが、どれでも構いません。

 

生花の写真が少なかったのでもう一枚載せておきます♪ドライフラワーと比較してみてください♪

 いろはでした♪