どんな花束が喜ばれるのかな?嬉しい花束って何?
花束を贈るタイミングってなかなか無いですよね?
Q.「 一年を通して、誰かに花束を贈る機会はどのくらいありますか?」
A.「あ、ほとんど無いです。」
恐らく一般的にはこんな感じで、花束を注文する機会ってほとんど無い人が多いと思います。しかし、やはり必要な機会もありますよね。
接客してて1番多いのは母の日のプレゼントで、次が送別会でしょうか。続いて、米寿や誕生日、何かの記念日など。あとは、何かの御祝いとして。
こうやって考えると、やはり一年間の中で、多くて数回。全然無い人、贈った事が無い、花屋に入った事すら無いという人も多いと思います。
という事はいざ花屋に入ったらどうして良いのか困りますよね。どんな花束贈ったら良いの〜?って。店員さんも慣れてますけど、心構えとして、ある程度は知っておきたいですよね。
今回はそんな時のお役立ち情報を紹介します♪もちろん、相手の好きな花や雰囲気が分かっていれば、予算を伝えて終わりですが、分からない事の方がきっと多い。
せっかく花束を贈るなら失敗したくないですよね。
※長々と書いてますので、気になる項目だけ読んでもOKです。最後に分かりやすくまとめてますので、そこに行っても良いですよ♪
お任せは、最終手段!
花屋のドアを抜けると花屋に入ります。見た事無い花やら鉢やら雑貨やら、色々ありますが、花束を注文するなら、迷わず店員の元へ行きましょう。
最近は話しかけないスタイルのお店も多いですからね。
「花束1つください。」
「どんな感じにしましょうか?」
「・・・お任せします、へへっ。」
これでも良いのですが、やはりプレゼントとして、ベストな花束を選びたいですよね。まずは、ザックリと、雰囲気を伝えましょう。
雰囲気を伝える言葉5つから、選んでおこう。
花束を注文する時に雰囲気として伝わりやすいのは、
- 綺麗め(赤や紫など、シックな色で統一または、白系)
- 派手な感じ(赤や黄色など、原色の組み合わせ)
- かわいい感じ(ピンクや水色など)
- 元気な感じ(黄色、オレンジなど)
- ナチュラル(白、緑など)
です。まずはこの中から絞っておくと後が決めやすい。
どんな感じが好きかな?でも良いし、その人らしい、似合うかな?でもOKです。
他にも、アンティークやドライな感じなど色々ありますが、そこまで好みが分かっているなら、迷わないと思うんです。
そうそう、忘れてましたが、この雰囲気と一緒に、性別を伝えます。もちろん、自分のじゃなくて、贈る相手のです。
分かりにくかったら、相手を想像して、【綺麗】【派手】【かわいい】【元気】【ナチュラル】のどれに該当するか、考えましょう。うん、これが分かりやすい。これで行きましょう!
花束の大きさを決める
次に、大きさを決めます。花束の形ですね。もちろん予算もあるのですが、大体は2択です。
なるべく大きくor可愛くギュッと束ねた感じ。
恐らく予算を伝えればその範囲内で大体のサイズを伝えてくれると思います。
どんな感じかというと、昔からある、セロファンで巻いてある、縦長の形か、花嫁さんが持っているブーケのようにキュッと束ねてある感じか。この二択です。
送別会や人前で渡す時、または派手な感じの花束にしたいなら、大きい方がいいと思います。あとは、贈る相手の部屋の大きさとか、大きい花瓶とかあるのかなー?とか。そんな事を考えても良いです。
見た目からは、ギュッと束ねた方が可愛い感じに見えると思います。
花の種類を決める!?
そして次は花の種類。ここからがハードルがグンと上がりますよね。ていうか、わからないですよね。なので、ここで使い易い言葉を幾つか紹介しますので、是非使ってみてくださいね。お任せでも良いですが、少しこだわってみましょう。
花の種類を選ぶ際に使い易い言葉は、
①長持ちする花
②季節感のある旬な花
③人気の花
④珍しい花
こんな感じです。バラとかチューリップとかヒマワリとか、決まっていれば良いのですが、それがわからない時はこんな感じで伝えると良いですよ。
全部こんな花ではなく、そういう花を混ぜてくれって感じですね。
この中から、幾つか複合してもOKです。ていうか、複合するだけ、花の種類が定まります。
先述の雰囲気と合わせて注文すると、より伝わり易くなります。④の珍しい花だけは、予算にもよると思いますけどね。
もちろん、目に付いた花があればそれをリクエストしても良いです。
ラッピングは指定するべきか
花束は最後にラッピングをします。選べる時も有りますし、合わせて花屋が決める事も多いです。
包み方ではなく、包むのに使う紙やリボンの色の事です。
もし聞かれたら、合いそうなのはどれかを聞いて、その中から選んだらOKです。
ちなみに、花の色と同系色を選ぶと先述の花の雰囲気を強調出来ます。
何にでも合うのが白やベージュ系。案外万能なのがネイビーや深めのグリーン、茶色など。
明るい感じか、暗めの色か。そんな感じですね。暗めというか、シックな、お洒落な感じです。
予算はいくら?
予算は3000円あれば、ある程度選べるはず。5000円あれば、色々選べると思います。これは、花屋によります。扱う花の値段がバラバラなんですよ。花の等級もあるし、時価だったり、仕入れ先も様々。
高い上質な花を扱うお店とお求め易い花を扱うお店とでは、単純に花の本数が違います。
お店のブランドとかもあるので、その辺も考えて良いですよ。3000円以下でも対応しているお店もあるので、予算に合うお店を探してみてください♪
分かりやすく、まとめてみた。
ザックリ言うと、相手の好みが分からないけど花束をいい感じに注文したければ、
①雰囲気を【綺麗】【派手】【かわいい】【元気】【ナチュラル】から。
②花束の形を【大きくフワっと】【小さくギュッと】から。
③花の種類を【長持ちする花】【季節感のある旬な花】【人気の花】【珍しい花】の中から。複数も可。混ぜて使ってくれとリクエスト。
④ラッピングは【お任せ】【明るめ】【シック】(あくまで、花に合う範囲内で)
⑤予算は様々。多い方が選択肢が広がるよ
といった感じです。これで、大体の事は伝わりますし、店員さんもこんな感じですか?って提案し易いはずです。
もちろん、コンセプトが全然決まって無くても花束は作れます。予算だけでも出来ますが、あれこれ考えて花束を贈る事が失敗しない花束への近道となります。
おわりに
今回書いた事は、私が接客の際によく聞く質問です。大体はこれで、満足出来る花束を作ってもらえると思います。
あとは、花屋の腕前は、それぞれ。ここは、しっかりと調べても良いかもしれませんね。
良い花屋は、物を作るのが上手いのと、こういったお客さんの要望を引き出すのに長けています。話しやすいとか、そういうのもスキルの1つですね。
でも、きっとみんな親切で、新しいお客様にも慣れてるから、気兼ねなく花屋に行ってくださいね♪
最後に、最近はネットの注文が多いです。それは大賛成ですが、もっとお勧めなのは電話注文です。なるべく色々と伝えたり聞いた方が希望が叶いますよ。
もちろん来店が1番ですが、今はちょっと自粛しましょう!2020の年春ですからね!
読んで頂きありがとうございました♪