はなめも。~花屋のメモ帳~

現役フローリストが語る花と花屋のあれこれ。初心者向けにわかりやすく書いてます。花生活を始めませんか。

スマホで綺麗に花の写真を撮るための、たった1つの方法

今日は花の写真を上手に撮る簡単なコツの紹介です。

 

私は一眼レフというちょっと大きいカメラも持っていますが、ちょっとした写真や思い付いた時にパッと撮れるのに便利な、スマホのカメラもよく使います。

 

スマホで写真を撮る事自体は簡単ですが、良い感じに撮るのはやっぱり難しいですよね。

 

私は仕事柄、プロのカメラマンの方と関わる事も多いので、少しずつコツを聞いたりしています。

 

今回はその頂いた情報の中から、簡単に取り入れて、誰でもやってみる事が出来る方法を書いてみたいと思います。

 

カメラマンでは無いので説明不足、解釈の違いがあるかもしれませんが、良かったら参考にしてみてください。

自然光を使って撮る

良い感じに花の写真を撮るコツですが、いきなり結論を先に言っちゃうと、自然光を当てて撮る。これが一番簡単で、スマホしか撮影道具が無くても綺麗に撮れる唯一の方法です。

 

比較画像で見ると、こんな感じです。


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同じ花を撮っても全然違って見えますよね。どっちが良い感じに見えますか?どちらもiPhoneの写真で、加工無しです。

 

左の写真が室内灯で、右が室内の窓から自然光を入れて撮った写真です。

 

ポイントとしては、天候や日差しの強さにもよりますが、レースのカーテンや、窓ガラスなんかを一枚挟む形で光を当てたりしてみると良い事が多いです。


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日陰なんかも良いですし、日差しが強く無ければ もちろん外でも良いです。ただし、生花にとって直射日光は良くないので、程々にお願いします♪

 

という事で、細かい事を気にされない方は、これ以降は退屈な話かもしれないので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です♪

 

今後花の写真を撮る事があれば、自然の光を花に当ててやると、綺麗に撮れますよって事で。

 

ここからは、何故こんなに差が出るのか?良い感じの写真とはどうやって作られるのかを軽く解説してみようと思います。興味のある方はどうぞ♪

 

光で花の見え方が変わるのはなぜ?

同じ花の写真でも光によって違って見える事がわかったと思いますが、先程の2枚の写真、違いは何?と聞かれると、多くの方は多分こう答えます。

「影の部分と明るい部分がある」

 

正解です。しかしそれだけではありません。実は光には色があります。今回の場合、蛍光灯は青白く、自然光はクリアーです。自然光の色は時間帯で変わります。夕方は黄色っぽいです。

 

この光の色の差が大きく影響しますが、なかなか人間の目にはわかりにくいですし、なんか違ってても言葉では表しにくいですよね。

 

そこで分かりやすく言うと、二枚の写真を比較すると、自然光の方が透明感を強く感じると・・・思いませんか?

 

言い換えると、蛍光灯の方がスッキリしないというか、なんか重たい感じ、曇った様な印象を受けると思います。


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ザックリ言うと、そんな感じですね。加工である程度修正出来ますが、それでも限界があります。これが自然光と人工の光の色の違いで、それが花の色にも影響しているという事です。

 

光の強さとブレた写真の関係

花の写真に限らず、写真がブレちゃったこと、ありませんか?花の写真も当然、ブレていては台無しです。これにも光が大きく関わっています。

 

光の強さも自然光の方が強いです。これは、花に関しては強ければ良いという訳では無いですが、光が弱いとブレた写真になったりします。

 

これは、写真をこの位の明るさにしたいなーっていう設定がカメラにはあって、それを叶えるために、シャッターの開いて閉じるまでの時間を調整しています。

 

開いている時間が長い方が当然光は沢山入るので明るくなりますね。

 

なので、暗い所で写真を撮った際に、カメラがそれを明るくしようとして、シャッターを長く開いて光を沢山取り込もうとします。それがブレる写真の原因となっています。

 

ちなみに、明るくしたいなーっていう設定を叶える方法は他にも色々あります。

 

フラッシュを当てて明るくしたり、デジタル的な力を使ったり、レンズを広く大きくしてみたり、そもそも暗いままの写真で良いよっていう設定にしたり。そんな感じです。

 

少し脱線しましたが、自然光は余程の事が無い限り、普通に撮ればブレずに撮れるという事です。

 

また、光が明る過ぎると超高速でシャッターを開いて閉じるのですが、それでも間に合わない時は写真の一部が白く抜けた様な感じになります。

 

なので、花の場合は特に、明る過ぎるのもあまり良く無い時があります。場所を動かしたり時間帯を変えるだけでも光の量は調整できるので、色々試してみると良いと思います♪


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そんなこんなで、自然光で撮ると綺麗に撮れるよ。という事の解説でした♪

 

逆光について

光を当てると書きましたが、逆光というのがあって、花の後ろがあまりに明るいと、カメラが設定している明るさにする為にその後ろの光を暗くしようとします。

 

そして、それによって一緒に花まで暗くなってしまう事があります。花に限らずですね。太陽が写したい対象の後ろにある時は特に注意です。

 

つまり、カメラは部分的に暗く、とかは出来ません。なので、逆に暗く撮っておいて、後で一部だけ明るく加工も出来ますが、それはスマホ単体では厳しいです。

 

手っ取り早いのは花の向きを変えちまう事です。花を持って移動したり、時間帯を変えるとか。スマホによってはこの部分を設定した明るさにしてくれぃ。と設定出来る機種もありますが、そうすると後ろの明るい部分が真っ白になっちまうぜ。ってなります。

 

その辺のこだわりはキリが無いので、また別の機会にでも説明してみようと思います♪

 

おわりに

花とスマホカメラのお話でした。もっぱらブログの花はスマホで、しかも割と暗い所で撮っているので偉そうな事は言えませんが、少しでも良い感じの写真を撮れるきっかけになればと思います。

 

最後に、元も子もない話ですが、好みというのもあって、暗い方が好き、蛍光灯のマットな感じの方が好きな方もおられるので、その辺はお好み次第です♪

 

読んで頂きありがとうございました♪