染められたカスミ草
かすみ草と言えば、このブログでも色々と紹介している通り、昔からずっと人気のあるかわいい小花です。
近年では七夕の天の川に例えて七夕に飾ってみたり、ドライフラワーにしてみたり。
その魅力が再び注目されています。
実は園芸の鉢では、色付きのかすみ草も沢山出回っているのですが、切り花は主に白いカスミ草が出回っています。
しかし近年では切り花のかすみ草を着色した【染められたカスミ草】も多く出回る様になりました。液体を吸わせて染めています。
自分でも作れますが、余程のこだわりが無い限りは、材料費やら手間やらを考えると、染めてあるのを花屋で買う方が良いと思います。
上手くいかない事もありますからね。
今回は、そんな染められたカスミ草をドライフラワーにしてみたらどうなるのか、半ば実験感覚でやってみましたので、その御紹介となります。
染めたカスミ草のドライフラワー
今回使用したカスミ草かこちら。
(以前の記事でも使用しましたものと同じ)
熊本県の方で作られた様です。箱に書いてあったので。
価格は少しだけ通常のかすみ草より高めでしたが、かなり張りも良く、花も大きめに感じました。
他にも沢山のカラフルなかすみ草がある様です。とても良い感じの一本です♪
作り方
書くまでも無いのですが、逆さに吊るして放置しました。
風通しの良いところで、待つこと一ヶ月。
ちなみに、【逆さ】に吊るすのは基本的に大抵の花の茎は上に行くに連れて、細くなっていきます。
そして、枝分かれするともっと細くなります。
更にそこから水が抜けると、茎はとても細くなってしまいます。
その茎の先端に花が咲くので、そのまま正立させていると茎が曲がったり、折れたりするんですよね。花の重みで折れるって事です。
完成品
そして出来上がりがこちら。
かなり良い感じ。花もあまり小さくならず、色も液体のお陰でしょうか。変に退色する事も無さそうです。
なんか、生花みたいですね。通常のかすみ草は少なからず色褪せて行くんですけどね。
ちょっと普通のかすみ草のドライフラワーと比較してみると。
染めた方が色は圧倒的に鮮やか。
という事は、もしやかすみ草を【白い液体】で染めると、ずっと色褪せないかすみ草が誕生するのでしょうか?
また機会を作ってやってみようと思います♪
かすみ草とbaby's breath
ちなみに、最近は日本でも、かすみ草を【baby's breath】と表記するのをよく見る様になりました。
元々は英名での表記です。
愛する人の吐息や赤ちゃんの吐息をカスミ草に例えているんですね。なんともお洒落ですね。
受け止め方が国によって違うのも面白いですね。益々人気に拍車が掛かると良いですね♪
おわりに
今回はとても良い結果になりました。以前は染めたバラもドライフラワーにしています。ドライフラワーにしてからの着色は、色が均一過ぎて不自然になりやすいです。
青いかすみ草のドライフラワーが欲しい時は、ぜひ購入して飾って、吊るして作ってみてはいかがでしょう。
ちなみに染めた花は着色料が手や服に付着する事があるのでそこは要注意です。
いろはでした♪