はなめも。~花屋のメモ帳~

現役フローリストが語る花と花屋のあれこれ。初心者向けにわかりやすく書いてます。花生活を始めませんか。

ライスフラワーのドライフラワー

ライスフラワーについて

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フローリストのいろはです!今回は【ライスフラワー】という花の紹介です。

 

ライスと言えば、日本人にとって馴染みのある【お米】を連想しますが、この花の名前も見た目がお米の様に小さい粒々である事から、その名前が付いたと言われています。

 

一般的に出回るのはピンク、または白ですが、ドライフラワーでは着色した様々な色のライスフラワーが出回っています。

 

とてもかわいい見た目で、簡単にドライフラワーに出来るので、近年人気の高まっている花です。

 

 

ライスフラワーの原産地

ライスフラワーはオーストリアが原産地と言われています。

 

乾燥した地域から始まった花なので、やはり触れた感じもカサカサしているのが特徴です。

 

見た目はかわいいですが、ワイルドフラワーとして扱われる事が多い花です。

 

ライスフラワーの花苗

ライスフラワーは、花の苗も出回っていて、虫とかの影響は受けにくいのですが、日本の場合は湿度管理が重要になっています。

 

乾燥気味に育てるのが良いです。具体的には、水やりを最小限に抑える事、梅雨時は雨に晒さない事。などがコツです。

 

個人的にですが、やや難易度が高い印象です。地域によりますけどね。外で観葉植物を育てる様なイメージでしょうか。

 

独特の香り

ライスフラワーは、独特の甘い香りがします。甘いと言っても、爽やかです。フルーティー。なんのフルーツって言われると困りますが・・・。

 

言葉では表せないので、ぜひ手に取って体感して欲しいです。柔軟剤みたいな感じかな?

 

ライスと言えど、お米の炊き上がる様な香りとは真逆ですね。

 

ライスフラワーの出回り時期

ライスフラワーは、夏の終わり頃から、12月くらいまで出回ります。秋に多く見るイメージです。

 

ところが、最近は3月から4月頃も見たりします。つい先日、今期最後と言われたライスフラワーが入荷しました。

 

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最近はあまり出回り時期というのもあてにならない事が多いですね。良い意味で。

 

何故か、探せばあったりしますからね。物流や生産拠点の発展、それを探す人達に感謝ですね。

 

ライスフラワーの管理

乾燥に強い花ですが、案外水を切らしやすいです。しっかりと【水切り】をしてやる事で、長持ちしてくれます。

 

水を切らさなければ、とっても強い花です。あと、水が汚れやすいので、水換えも時々しましょう。

 

 

asunaro-flowers.hatenablog.com

 

ライスフラワーのドライフラワー

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今回は逆さに吊るして作ってみました。わざわざシリカゲルをつかわなも、簡単に出来ますので、花を飾った後は、ぜひやってみてください。

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ちょっと色が薄くなりましたね。また、葉っぱもパラパラと落ちやすいです。先に落としておいた方が、散らからなくて良いかもしれません。

 

茎も硬くしっかりしているので、花束やブーケにしても良さそうです。そのまま吊るしてもかわいいですね。

 

花の部分は少し繊細です。扱う際はあまり触れたり擦れたしない様にしましょう。

 

おわりに

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ライスフラワーは、見た目から、【脇役】としての役割が多かった花です。

 

残念ながら、今でも主役になる事は少ない花ですが、とてもかわいくて、持ちの良い、花としては相当なポテンシャルを秘めた花です。

 

カスミ草くらいのボリュームがあれば主役になれますけどね。価格的にも300円位で、そんなに高くないので、使い方次第でしょうか。

 

ドライフラワーにすると、その良さが引き立つ様な気がします。ほとんど見た目に変化が現れないので、ずっと飾っておきたいですね。f:id:asunaro-flower:20190420112650j:image

入手はしばらく先になるかもしれませんが、また見かける事があれば、ぜひ手に取って見てください♪

 

いろはでした♪