フローリストのいろはです!
今回は以前にも紹介しましま【ホワイトスター】という花をドライフラワーにしてみました。
いつもは逆さに吊るしてドライフラワーにする方法か、シリカゲルに埋めてドライフラワーにする方法の、どちらかの方法を使った紹介が多いんですよね。
しかし今回は両方の方法を試して見比べてみようと思います。
どっちがお勧めという事は無いですが、もし今後ドライフラワーを作る機会があれば、その時は参考にしてみてください♪
ホワイトスターについて
以前も紹介しましたが、その名の通り【星の形】をした、とてもかわいい花です。
asunaro-flowers.hatenablog.com
ブルースターという、色違いの花もあって、よく見かけるのはブルースターの方かもしれません。
苗も出回っていて、案外丈夫です。寒さが苦手なので一年草として扱われています。
ブライダルシーンでも人気で、特にブルースターは水色という、花の中では比較的少ない色を持っているので、重宝されています。
少し毛羽だった様な、ベロアに似た質感が、どんな花でも相性抜群なので、私も仕事でよく使います。
価格も手頃で、ほとんど年中手に入るんです。こういう花は、結婚式当日の花として【確実に使える花】となるので、商談も進めやすかったりします。
せっかく約束した花が当日に揃わなかったら、トラブルになりますからね。
ホワイトスターのドライフラワー(ハンギング)
それでは今回の本題であるホワイトスターのドライフラワーの紹介になります。まずは逆さに吊るして作った方法から。
asunaro-flowers.hatenablog.com
まあ、普通の室内に逆さに吊るしただけなのですが、今回は室温が10度くらいの環境だったので、一か月放置しました。仕上がりはこんな感じです↓
普通は葉っぱを落とすことが多いのですが、今回は敢えてモリモリの状態でやってみました。
意外と葉も綺麗に残って、このままでも使えそうですね。
しかし、こういう質感が好きな人が多いのも事実ですが、トレードマークの星型の花がすっかり閉じてしまいました。
白い小花として使うのであれば良さそうですね。欠点である白い液も出ませんし。
ホワイトスターのドライフラワー(シリカゲルを使って作る)
続いてはシリカゲルを使った方法で作ってみました。
asunaro-flowers.hatenablog.com
こちらも約一か月、密閉容器で寝かせておきました。環境はハンギングと同じですね。
いつもの容器です。おいしいクッキーが入っていた容器です。
今回はかなり新しいシリカゲルを使いました。古くなるとピンクになりますからね。シリカゲルは、小粒でサラサラである事が必須の条件となります。
良い感じですね、茎も綺麗に残っていて。作品を作る時は、ワイヤーを茎に巻きつけて使うので、その点も意識してドライにすると良いですよ。
うん、素晴らしいです。この自然な感じがとてもかわいいですね。星の形も綺麗に残っていて、これこそ【ホワイトスター】ですね。
今回のまとめ
シリカゲルが良いのか、それともハンギングが良いのか。
それは用途によって作り方を変えるのがベストです。
ハンギングの方が良い場合は例えば
- 花束を作る
- クラッチ(束ねるタイプ)のブーケを作る
- 逆さに吊るして飾る
- 葉っぱによるボリュームアップが欲しい
シリカゲルの方が良い場合は、
- コサージュ
- ワイヤリングを使った作品(フラワーアレンジメントなど)
- ヘッド装花(髪に付ける)
- サシェなど、ほとんど茎の要らない作品
といったところでしょうか。
ホワイトスターに限らず、バラなんかも両方で作れますがやはり同じように用途で使い分けます。
ちなみに、ホワイトスターとブルースターは、一本の花に付き5輪くらい星型の花が付いています。段になって2,3か所に花が付いているので、上手くカットすれば、1本から両方作れるかもしれません。
とてもかわいい花なので、ぜひやってみてください♪
いろはでした♪