ヒヤシンスの切り花について
今回は、あまり自分が見かけた事の無いドライフラワーを作ってみようと思い、実験的な感じで【ヒヤシンス】をドライフラワーにしてみました。
ヒヤシンスは、ガーデニングの花としても育て易いので、球根を植えて育てた事がある人も多いと思います。
馴染みのある花ですが、まずは生花としてのヒヤシンスの魅力を、ちょっとした豆知識なんかと一緒に紹介して行きますので、良かったらお付き合いください♪
春の花としてお勧めなヒヤシンスの魅力
春の花であるヒヤシンス。ピンク以外にもブルーや紫など、カラーバリエーションも豊富です♪
明るめのパステルカラーが目を引きますね。
房のようになった花は下から徐々に咲いて行くので、比較的長い時間、鑑賞を楽しむことができます。
また、葉っぱもきれいなライトグリーンで質感も可愛いので、一緒に飾ってやるとより春らしくなってくれます。
肉厚な花がとても可愛いですね。ジャスミンやブルースターといった花の様な質感を持っています。
画像では伝わりませんが、香りも魅力の1つ。
香りの良い花は玄関やお手洗いなど、出入りの多い空間に飾ると、その香りを存分に楽しむ事が出来るのでお勧めです。
ヒヤシンスの豆知識
小学校の時に球根を植えた、思い出のヒヤシンス。球根なので、多年草と言います。
多年草は、毎年咲いてくれる花ですね。チューリップと一緒です。
そんなヒヤシンスの豆知識を紹介します♪
名前の由来
ヒヤシンスとは長い付き合いですが、どうやら名前の由来は【ギリシャ神話の美少年】から来ているとの事です。
その彼の名は【ヒュアキントス】だそうな。
どちらかと言えば女性らしい、柔らかな雰囲気を醸し出しているんですけどね。
また、日本語の当て字では【風信子】、【飛信子】と表すそうです。
【風】や【飛】は、【ヒュー】とか【ヒャー】でしょうかね?擬音かな・・?
信子を、【シンス】と発音するのでしょう。【ノブコ】では無さそうです。ちょっとだけ三国志の様な漢字ですね。
原産地
日本語の当て字がある事、名前の由来がギリシャ神話から来ている事からわかる通り、ヨーロッパの方が原産地です。
ギリシャやトルコ、シリアと言った、個人的には白い建物が多いイメージの地方ですね。地中海沿岸。
どんな所でしょう。ヒヤシンスを見ながら、香りと共に想像してみても良いですね。
出回り時期
切り花としては1月から4月くらいまで出回っています。
12月にも出回りますね。気温が上がってくると、どんどん咲いてくるので比較的寒い時期に出回るイメージですね。
世間的に、桜が満開の頃くらいまでかなー。って感じです。
ヒヤシンスの注意点
まず、花が短いのであまり長い花瓶には不向きです。
そして、茎が太くて柔らかいのに、花が結構重いので、ぐにょーんと曲がります。
ちょうどいい高さの花瓶で、あまり茎に負荷が掛からない様に飾りましょう。
ドライフラワーになるのか?
それでは早速、ドライフラワーに挑戦してみたのでご覧あれ♪
今回はこれ。
このヒヤシンスをシリカゲルに埋めてドライフラワーにしてみます。
asunaro-flowers.hatenablog.com
まずは小分けにして埋めてみます。
そして、大胆にも残りの本体をガバっと入れてみます!
痺れますねー。
そこから待つ事1カ月。何故か猛烈にピンク色になったシリカゲルに不安しか無いですが、開封します♪
すでに一部見えてますねー。
徐々にシリカゲルと共に。
巨大な塊が出てきます。これは。
サーっと。
出ました!思ってた以上に、ヒヤシンスです♪なんか、肉厚さは無いけど、これはこれで良いですね!
大きな塊も、綺麗です。しかし!
花がポロポロ落ちます。このままの使用は避けた方が良いですね。
一輪ずつも、とても可愛いですね♪
触れた感覚は、かなり繊細な感じです。紙みたいな質感ですので、硬化剤を吹いて、あまり触れない作品に使いたいと思います。
ガラスの中に飾る様な作品が良いですね♪
ドライフラワーになるのか。結論を言えば、良い感じになる。ですね!
おわりに
ちょっと時期的に紹介するタイミングが遅くなってしまいましたが、まだ探せばあるかもしれません。
花がたくさん付いていて、綺麗に取れるのでかなりの数のパーツが集まりました。
案外コスパの良い花かもしれませんね。
生花としての魅力もたっぷりな花です。ヨーロッパの雰囲気と共に。美少年をぜひ、飾ってやってくださいませ♪
読んで頂きありがとうございました。
いろはでした♪