スモークツリーのドライフラワーについて
今回は、ちょっと変わったドライフラワーの紹介ですよ!
今回紹介するドライフラワーはこちら!!
初夏に大人気のスモークツリー!!ドライフラワーが好きな人にとっては、定番かもしれませんね。初めて見る人にとっては、インパクトが有りますよね。
スモークツリーってどんな花?
もくもくと煙のようにも見える花、その名も【スモークツリー】です。見た目から取ったであろう、堂々たるネーミングですね。そして別名【煙の木】とも呼ばれています。別名っていうか、和名ですね。
うん。なんの捻りもない。とってもわかりやすくて、覚えやすい名前ですね。いつも疑問に思うのですが、『この花はスモークツリーです』っていう説明はおかしいいですよね。『スモークツリーの花です』が正解ですよね。
という事はこの記事のタイトルは正確には『スモークツリーの花のドライフラワー』にする方がいいかもしれません。
野生のスモークツリー
この花、ツリーと言うだけあって、実際は木なんですよ。こんな木は見たことないぞ!って人の方が絶対多いと思うのですが、こちらをご覧あれ。
いかがでしょう。非常に美しい木じゃないですか?なんと、これは!私の育てているスモークツリーです。今が6年目ですね。小学校なら卒業生です。とても成長が早くて、寒さにも暑さにも強いです。
遠くから見たら、本当にモヤモヤした感じに見えますからね。実際に触った感じも非常にフワフワしていて、掴みどころのないような、綿菓子みたいな感触です。
スモークツリーの香り
とても爽快な香りがします。柔軟剤みたいな感じでしょうか。ちょっとだけ、スパイシー。いつも思うけど、香りを文章で表現するって難しいですね。花というより、茎の切り口から香るので、ドライにしてしまうと残念ながら香りは消えてしまいます。
スモークツリーの出回り時期
ドライフラワーにする為には、スモークツリーが出回る時期に花屋で購入する必要があります。案外、出回り時期が短いです。5月の終わり~6月末頃までが最盛期です。イメージとしては初夏、梅雨の時期といった感じです。
購入のタイミング
寒い地方ではもう少し長く咲いていますが、花屋で購入するなら最盛期の方が枝の張りもよく、ボリュームもあってお得だと思います。
また、5月の半ば頃から出ては来ますが、出始めは穂がまだ完全に開いていない状態が多いので、5月の終わり頃~がお勧めです。(その年の気候にも左右されますので、あくまで近年の傾向です)
出始めはこんな感じで、なんだかしょんぼりした感じです。このまま花瓶に飾っていてもフワフワに成長してくれることは無いです。この状態では、ドライフラワーにしてもイマイチです。
よって、私の自家製スモークツリーの写真のように、フワフワになっている時が購入のタイミングとしてはベストです。購入を考えている人は、6月頃になったら週一で花屋さんへ行ってみてはいかがでしょう。
また、気温が高いと、あっという間に見掛けなることも有ります。出回り時期が短いのが難点ですね。
カラーバリエーション
主に、冒頭の写真の様な白系か、ピンク~濃いピンクが出回っています。ルビーファーとかホワイトファーといった素敵な名前の品種もよく見かけます。実際はとても品種が多い木です。パッと見ただけではなかなか見分けられないですが。
ドライフラワーにする方法
一般的によくやる方法の『逆さに吊るす』でもOKです。というか、そのまま立てておいても勝手にドライになってくれますので、それでも良いです。葉っぱ は付いていても特に問題ないです。よく乾きそうなところで干しておきましょう。
注意点
スモークツリーのドライフラワーの注意点としては、非常に散りやすいという事が挙げられます。ポロポロと穂が落ちてしまうので、風が強い所や、振動が直接伝わるようなところは避けた方が無難です。
また、スモークツリーはウルシ科の植物なので、まれに手が かぶれる方もおられます。ドライになる前の花は、ちょっとだけ粘々してるんですよね。一応、敏感な方は扱う際は気を付けると良いでしょう。
作例
ドライフラワーにするって言っても、買ってきていきなり逆さに吊るすのはちょっと勿体ないですよね。生花としても楽しんで欲しいという事で。
こんな感じで、ブルーやライトグリーンを入れて、梅雨時にピッタリな爽やかな組み合わせはいかがでしょう。季節感を出すためにアジサイやクレマチスなんかも入れてみました。まずは生花として楽しんでからドライにしましょう。
おわりに
ということで、スモークツリーのドライフラワーの紹介でした。初夏の花という事ですが、ちょうど芍薬や、バラもお手頃な価格で手に入る季節です。
スモークツリーは他の花の引き立て役としても非常に優秀なので、ぜひ一緒に飾ってみていてはいかがでしょう。
読んで頂きありがとうございました♪