シネンシスのドライフラワー
フローリストのいろはです!今回紹介するのはスターチスという花の仲間であるシネンシス(ハイブリッドスターチス)のドライフラワーです。
こちらの写真は既にドライフラワーになっております。あまり生花の状態と変化が無いのでそのまま載せてみました。見ての通りなかなかのボリューム感です。これで3本くらいでしょうか。
金額的には350円位から500円位かなと思います。運が良ければ200円位で見つかるかもしれません。こちらの【シネンシス】という花、別名が【ハイブリッドスターチス】とあるように、元は【スターチス】という花を改良してできた花です。
スターチスとの比較
元のスターチスに比較すると、茎が細くて花も小さいのが特徴です。葉っぱも小さくなって、管理も非常に楽です。スターチスは持ちが良いですが、結構葉っぱが黄色くなりやすいんですよね。
比較して大きく異なる点をまとめると、
スターチスに対してハイブリッドスターチスは
- 長さが長い
- 花が小さい
- 葉っぱがほとんどない
- 茎が柔らかい
- お値段がちょっと高い
といったことが挙げられます。
スターチスについて
この紫の花が【スターチス】です。他にもカラーバリエーションが色々ありますが。
なんていうか、シネンシス(ハイブリッドスターチス)はこれが繊細になった感じがしますね。
この【スターチス】という花は、非常に花の持ちが良いです。その為か、昔から【仏花】つまり、お悔やみの花やお墓に飾ったりする花に多く用いられて来ました。少しでも長く、きれいな花を飾るという心の表れでしょうか。
しかしそのため、逆に御祝い事にはあまり用いられて来なかったという悲運な一面も持っています。ですので、未だにこの花を見ると仏花のイメージが強いと思われる方も多いかもしれません。
その点、今回紹介するシネンシスは姿も変わっていて、様々な用途に使えていいですね。花の持ちの良さはそのまま引き継がれていて、とてもお得な花と言えそうです。
カラーバリエーション


代表的なのはこのピンクと白でしょうか。冒頭に載せた、もう少し濃いピンクも有りますね。
それから、このスターチスは、実はかなりの種類があるんですよね。ハイブリッドにしても、紹介しきれないくらい。大体が同じような見た目なのですぐにわかるとは思いますが。
写真は私が良く使う花です。なんていうか、入手しやすい品種ですね。花屋さんでもこの辺をよく見かけると思います。
シネンシスのドライフラワーの作り方
まあ、そのままでもOKなんですが、茎が細いので、花の重さで茎が折れてしまう事も多々あります。なのでおすすめは逆さに吊るす【スワッグ】というやつですね。
そのまま足元を縛って逆さに吊るすだけですが、直射日光と高温多湿は避けましょう。色褪せやカビの原因になります。花は水気が多いですからね。
まとめ
という事で、今回はシネンシス(ハイブリッドスターチス)の紹介でした。このスターチスという花の仲間は、ほとんどがドライフラワーにしやすいという特徴を持っています。
また色々と紹介していこうと思います。
いろはでした♪