身の周りの植物の魅力を再発見しよう!
身近な花の魅力を知ると、今までなんとなく見ていた景色や風景も、きっと もっと良く見えるようになるはず。昔からよく目にしていた植物に、こんな背景があったんだって知る事は面白いですし、感動することもありますよ。
ということで、 今回はシロツメクサ(白詰草)を紹介してみようと思います!身近に咲く花の代名詞と言えばシロツメクサですからね。昔から私達の手の届きやすい所にあって、指輪や花冠を作った事がある方も多いのではないでしょうか?
今回はドライフラワーにもしてみました。とはいえ、シロツメクサを拾ってきて逆さに吊るして、「こんな感じになりました~♪」っていうのも、なんだか味気ないので、今回はシリカゲルも使って作ってみました。
シロツメクサは、何気に面白い歴史なんかも持っています。せっかくなので、そんな魅力も含めて紹介してみようと思います。
シロツメクサについて
シロツメクサは、春頃から秋頃まで どこかしらで見掛ける親しみの多い花ですね。
マメ科の植物ですが、多分調べると、【英名=クローバー】と出て来ます。 本来【クローバー】はマメ科の中に属するシャジクソウ属というカテゴリーの総称だったりしますが、日本においては、葉っぱの部分をクローバーと呼んで、花の部分をシロツメクサと呼んでいる事が多いです。
さっそくわかりにくい話ですね(笑)要するに細かい分類は置いといて、花の部分を日本では「シロツメクサ」と呼び、海外では「white clover(ホワイトクローバー)」と呼びます。そして、葉っぱの部分は共通で「clover(クローバー)」と呼びます。
四葉のクローバーについて
日本では四葉のクローバーは幸運をもたらすと言われていますが、海外でも同じようなイメージを持っていることが多く、英語で「Four leaf」と呼ぶこともあれば、「lucky clover」と呼ばれることもあります。
本来は3つの葉からなるクローバーの突然変異が四葉のクローバーです。遺伝子の変異ですね。要因は多々あるとのことですが、自然の中でも起きる事ですから、1つではないと考えられています。遺伝子なので、変異した株からは、その特性が引き継がれやすいとか。ちなみに、葉っぱが3枚ではなく、1枚の葉っぱが、ああいう形になっています。
だから何?って事は無いですが、珍しいし、偶然の産物であり、世界中で同じように思われています。あなたが今日見つけた四葉のクローバー、もしかしたら世界の誰かも同じように見つけて喜んでいるかもしれません。
シロツメクサの歴史
ここで、クイズです。
ところで、シロツメクサ。漢字で書くと「白詰草」ですが、これってなんでかわかりますか?3択にします。正解者には、なんか良い事ありますようにと、お祈りします。
- 花の形が、良~く見ると、動物の爪(ツメ)に似ているから。
- 昔、衝撃緩衝材として、箱に詰めたから。
- 白い花びらが、ぎっしりと詰まっている姿を見て。
正解は、2 です。江戸時代にオランダから渡来したガラス製品の保護に使われたそうです。乾燥させて詰め込んであったそうなんですよね。素敵じゃないですかぁ。
その後、明治時代になって、本格的に牧場などで使うために広く栽培されるようになったそうです。
つまり、私達が普段目にしているクローバーは【ヨーロッパ原産】です。ヨーロッパと同じ花が咲いています。異国の地で育った植物。その遺伝子をしっかりと受け継いでいます。不思議な感じですね。
クローバーはアイルランドの国花?
クローバーはアイルランドの国花ではありません。シャムロックが国花です。かっこいい名前で、覚えやすいですね。しかし、そのシャムロックのロゴは、どう見てもクローバーなんですよね。どういう事でしょうか。
実は、このシャムロックというのが、若い植物で葉が3つになっている植物の総称となっています。その中にクローバーが含まれています。
「人類も宇宙人である」という父の言葉を思い出しました。間違いではない・・・でしょうか?そんな感じですね♪
ちなみに、アイルランドではシャムロックを見て、クローバーと呼ぶのは間違いだそうです。様々な所でロゴになったりしていますが、それらはシャムロックと呼ばれているそうです。
私達も「我々宇宙人の未来がー」とは言いませんからね。なんか嫌ですもんね。
多分、そんな感じじゃないでしょうか。
なぜ国花?
ところで、なぜアイルランドの国花なのでしょうか。そこにはセントパトリックが説いた三位一体が象徴されているという事に起因しています。なので、やはり3枚の葉であることが重要なんですね。花の部分は無くても。だからこそ、クローバーに限らず、3枚の葉の植物=シャムロックが国花となっているわけです。
シロツメクサをドライフラワーに
今回は庭のシロツメクサを摘んできました。
大小様々ですが、3本くらいは逆さに吊るして、江戸時代に思いを馳せながら。残りは茎を短くしてシリカゲルに詰めてみましたよ。
かれこれ1週間。
逆さに吊るしたらこんな感じです。
まあ、どうって事は無く。よく見る枯れた感じです。しかし、あらためて触れてみると、けっこう頑丈で、花が散りません。
以外というか、確かに自然の中でもこのままですからね。江戸時代に詰め物にしたというエピソードの裏付けにもなりました。これはねぇ、緩衝材としても、イケる!フカフカした感じです。ハンドメイドの素材にも手頃で良いのではないでしょうか?嬉しい発見ですね♪
そして次は、シリカゲル。
なんとなく、色味がきれいに残っています。どうだろう。これで花がしっかりしていたら完璧ですが・・・。
うーん。これは・・・。非常に繊細。自然に吊るした方が遥かに頑丈です。これは詰め物にはつかえませんね・・・。何かの瓶に入れるなど、触れないと形で使うなら、なんとかなるかな・・・。
正直、お勧めできない。残念な結果になりましてね。まあ、毎年咲くからね!!気を取り直していきましょう。
おわりに
あらためてシロツメクサと向き合ってみて、何か良い発見はありましたでしょうか?身近な花ではありますが、そのルーツや海外ではどう思われているか、などなど。掘下げると色々と面白いですね。私はシロツメクサに、どこかヨーロピアンな雰囲気を感じる様になりました♪
他にもスズランやリンドウ、ナデシコなど、昔から馴染みのある花を紹介していますので、良かったら読んでみてください。
読んで頂きありがとうございました♪