ピンクッションについて
今回紹介するのはピンクッションという花です。ピンクッションは、プロテアやバンクシア といったワイルドフラワーの仲間です。
オーストリアや南アフリカなどの地域で自生する強い花ですね。
触れて見ればわかりますが、やはり茎はとてもしっかりとしていて、葉も硬いです。乾燥した感じですね。切り花ではそんなに長さが無いのですが、自然界では3メートル位まで大きくなるそうです。
いつか現地で確認したいですね♪
ピンクッションはワイルドフラワーの中でも、カンガルーポー なんかと同様に比較的入手しやすい花です。
ドライフラワーにしやすい花としても有名ですが、生花としても魅力的な花なので、そこの所も一緒に紹介しようと思います♪
ピンクッションの魅力
それにしても流行ってますね、ワイルドフラワー。近年では最高潮に盛り上がっているのでは無いでしょうか。
特に最近の傾向では、プロテアやバンクシア 、そしてこのピンクッションの様に大きくて存在感のあるワイルドフラワーが人気を得ています。
なんとなく、プロテアやバンクシアを例に挙げる内容が多くなったので、御存知ない方は、こちらも良かったら参考にしてみてください♪
花が長持ちする
ピンクッションを含むワイルドフラワー全般に共通していえる事ですが、花の持ちが良い。まずはこれが魅力の1つです。
ドライフラワーになっても綺麗ですからね。あまり姿が変わらないです。日本は季節毎に気候が変わって、ある季節にしか出回らない花も沢山あります。
それよりもずっと過酷な環境で育ったワイルドフラワーと呼ばれる花達の生命力は凄いですね。
元気な色
ピンクッションの魅力はなんと言ってもこの元気な色。
他にも黄色やもう少し赤っぽい花もあったりします。
いかにも夏って感じのする花ですが、実はお正月の活け花でもよく用いられたりするんですよね。
どことなく、縁起の良い感じがするんでしょう。ハッキリとした色がお正月を鮮やかに彩ってくれます。
手頃な価格
プロテアやバンクシアは一本が1500円を越える事も珍しくありません。安くても800円から1000円くらいはします。
しかしピンクッションは一本が500円以下の事が多く、350円とかでも見かける事があります。
お正月は高騰しますけどね。存在感のあるワイルドフラワーの中では比較的入手しやすい価格と言えます。
ピンクッションの入荷時期
ピンクッションは7月頃から年明けくらいまで、長い期間花屋に出回っています。これも嬉しい魅力の1つですね。
常に置いている花屋はなかなか無いですが、数店舗探せばどこかのお店にはあるかもしれませんね。
非常に強い花なので、通販でも安心して買えます。
ピンクッションの手入れ
難しい事は無いですが、やや湿気が苦手です。これは殆どのワイルドフラワーに言える事です。
乾燥した大地で育ってますからね。多湿な環境よりは乾燥気味の方が居心地が良い様です。
まあ、極端な所で無ければ大丈夫です。
茎は水中で切らなくても大丈夫。やや堅いので、良く切れるハサミで切ってください。
ピンクッションの名前の由来
ちょっとした豆知識ですが、このユニークな名前。由来は何だと思いますか?ピンク色では無いし、人名でも無さそうです。
ヒントは【ピン】と【クッション】を分けて考えます。
そして、この花の形。どこかで遠からず見たことあるはず。家庭科の授業で、裁縫で・・・。
正解は!?針を刺しておくクッションです!!そう、針山!・・・で良いのかな?針刺し!?
あの、針を刺して立てて置くやつです。針がピンで、刺すところがクッション。もうね、完全に見た目から来てますね。
別名はギリシャの言葉でレウコスペルマムというそうです。全然意味は違うそうです。私はピンクッション以外で呼んだことが無いです。
花屋ではピンクッション以外では伝わらない事が多いと思います。他にも海外から来て面白い名前が付けられた花は色々有ります。
ピンクッションのドライフラワー
今回はオレンジ系のピンクッション二本をドライフラワーにしました。
私の友人曰く、ハロゲンヒーターの様な不思議な形の花です。これがこんな感じになります。↓
やや発色が落ちた感じですね。落ち着いたと言った方が正しいかもしれません。ハロゲンヒーターみたいな花も、少し小さくなった様な感じです。線香花火みたいな花ですね。
しかし、葉っぱもしっかりしています。これはこれで、とても素敵な雰囲気です。茎も長く残してあるので、何にでも使えそうです。
ピンクッションのドライフラワーの作り方
今回は逆さにして吊るしました。昼間に30度を軽く越える環境の中、狭い空間に放置したので1週間でドライフラワーになりました。
普通に逆さに吊るせば大丈夫です。切り花として楽しんでからでも良いです。
夏の時期に飾って、なんなら自由研究とかにも使えそうですね。
おわりに
読んで頂きありがとうございます♪
南アフリカやオーストラリア原産の花は、現地の花を摘んで来た様な独特の雰囲気があります。
世界のどこかに咲いている花が手元にある事はとても素敵な事ですね。良かったらぜひ、花屋さんで探してみてください♪