ひまわりについて
今回は多分知らない人はいないであろう、ひまわりについて、改めてその魅力と、ドライフラワーについて紹介します。
野生のひまわりの生態や雰囲気、特徴なんかは学校でも学ぶ事が多いですし、今更感が強いので、切り花としてのひまわりの特徴を紹介します。
ひまわりの管理
まずは、ひまわりの管理について。
どの切り花であっても、買って来たり頂いてから1番最初にする事は茎を切り戻してから花瓶に漬ける事ですが、ひまわりは【水切り】が必須となっています。
何かにお水を張って、その中で切り戻してやります。その後すぐに花瓶に活けます。
また、ひまわりは意外と茎が傷みやすいです。夏に出回るので余計に傷みやすいのですが、バラなんかとは違って、茎がドロドロになっていく傷み方です。
対応策として1番良いのは毎日花瓶の水換えをする事と、茎を少しずつ切り戻してやる事です。
元気が無くなっていたら切り戻しは水切りをしますが、通常はそのまま切っても大丈夫です。
あと、葉っぱも黄色くなって来るので、取り除いてやります。
ひまわりの置き場所
時々勘違いされますが、切り花のひまわりは日光を好みません。ひまわりに限らず、切り花全般に言える事です。
ひまわりですからね、なんとなく日光浴させた方が良さそうに思う気持ちは分かりますが、既に充分な日光を浴びて来た花です。開花する事はあっても、茎が伸びてスクスクと成長する事はありません。
また、自然界と違って水も循環しません。直射日光は、花も水も傷んでしまうだけです。
基本的には強い花ですが、暑過ぎると、さすがに傷むのが早いです。比較的涼しい所に置くと長持ちします。
ひまわりの品種でお勧めなのは【ゴッホ】
ひまわりって、よく見ますよね。定番のひまわりも勿論お勧めですが、どうせなら、少し変わったひまわりを飾ってみるのも良いですね。
思い切り個人的な意見ですが、ひまわりの中でも【ゴッホ】という品種のひまわりがお勧めです。というか、私の好みです。名前の由来は有名な絵画から来ています。
よく見るひまわりとは違って、花弁も細く、個性が強い感じ。一本ずつの表情も豊かです。どうしても、ひまわりは花びらの付き方からして、規則的な咲き方に見えますからね。
思わず絵に描いてみたくなるような素敵なひまわりですね。元気な印象が強いひまわりですが、この品種はお洒落な感じが漂っています。
ひまわりの品種はとても多いです。普通の形のこんな ひまわりでも
サンリッチシリーズやビンセントシリーズなど、たくさんの品種が存在します。
色もオレンジにレモン、マンゴー、クリアオレンジなどから、更には茶色や黒に近い色の物まで。本当に沢山あります。
ぱっと見の印象ではわからない品種同士もあります。花弁の長さが微妙に違ったり。
実に奥深くて面白い花ですよね。
ひまわりは一年中買える?
近年はひまわりを一年中買える様になりました。冬であっても、注文すれば手に入る事が多いです。
季節外れのヒマワリは値段が高かったり、サイズが小さい事も有りますが、それでも欲しいという声があります。一年中需要がある花という事、それは一年中人気という事ですね。
ひまわりの価格
ひまわりは比較的お手頃な価格で入手可能です。一本が安いと100円くらい。高いと300円位が相場かと思います。平均は150円から250円位でしょうか。品種やサイズによって変わります。
とても大きな ひまわりは、それなりに高かったりします。ガーベラよりは高くて、バラよりは安いくらいですね。
ひまわりのドライフラワー
今回は普通の形のひまわりと、先程紹介したゴッホのひまわりの2つを吊るしてドライフラワーにしてみました。
1ヶ月くらい吊るしました。湿度が高い時期だったのでなかなか進まなかったですが。
まずは途中経過。
かなり小さくなっちゃいますね。花弁が畳まれる様な形です。ちょっと写真がブレてましたが、伝えたかったのは小さくなるという事です。
そしてそのまま放置し続けて完成すると
なんか、蕾みたいになっちゃいました。花びらを、優しく手で広げてやります。
すると、なんとか ひまわりっぽくなりました。大きさはかなり小さくなりました。そこの所が気になる方、それこそ ひまわりのサイズはピンキリなので、より大輪のものを選びましょう。画像の花は元が直径が10cm前後で、ドライにしたら7cmくらいになりました。
続いて私のお勧めのゴッホの ひまわりはというと。
こちらも小さくはなりましたが、比較的原形を留めていますね。花びらが細いのと、枚数が多い事が良い方向に作用したようです。ちなみにドライにする前と比較すると、
こんな感じですね。なんだか親子というか、おじいちゃんと孫みたいな感じ?どちらも味わい深いですね。
ひまわりのドライフラワーは夏に飾るのも良いですが、秋口に飾っても良さそうです。生花は夏の象徴、ドライフラワーは夏の終わりを告げる感じでしょうか。
楽しかった夏の思い出と、それが終わった少し寂し気な感じ。そんな飾り方もストーリーがあって良いですね。
おわりに
本当に品種やサイズが豊富なひまわり。ここでは紹介しきれないくらい沢山のひまわりが存在します。見ているだけで元気がもらえる花。プレゼントにも良いですね。
ぜひ花屋に足を運んで、元気いっぱいのひまわりや個性的なひまわりを楽しんでください。
読んで頂きありがとうございました。いろはでした♪