ライラックについて
今回紹介するのはライラックという花です。とてもかっこいい名前。発音がライラックなのか、ライラックなのか。
正解はわかりませんが、私の周りはライラックが多いです。別名は【リラ】ですが、ライラックと言わないと、日本では伝わらないです。
このライラックという花、じつは結婚式のブーケの花材としてよく使われますが、シーズンを外すと、とんでもない金額で仕入れる事になります。
仕入れ価格が800円とかね。ビビりますよね。
他には無い雰囲気を持っていますからね。まあ、近い所では春ならヒヤシンス、冬ならストックという花で、ある程度代わりが務まる事もあります。
という事で、ライラックの特徴や旬のシーズンを中心に紹介していきます。最後にドライフラワーを紹介します。
ライラックの特徴
ライラックの特徴はその見た目だけではありません。まずは、その香りの良さが人気の秘密です。
そしてライラックの花言葉や言い伝え。これらが含まれる事で、より一層ライラックの人気は高まっています。
ライラックの香り
甘いけど爽やか。濃過ぎず、癖のない香りが人気です。リラックスしたい時なんかも良いと思います。
実は、有名ブランドの香水にも使われていたりします。世界的に【良い香り】として認識されていると言えますね。
なかなか花束とかで頻繁に使われる事は少ないですが、もし頂いたら是非、香りを楽しんでください。
ライラックの花言葉
ライラックは、紫、白、薄紫、ピンクが主に出回っています。
それぞれ色ごとに、花言葉があります。主に言われるのは白と紫です。
白・・・【青春の喜び】【無邪気】
紫・・・【恋の芽生え】【初恋】
なんか甘酸っぱい素敵な言葉ですよね。ライラック全体としては、これに加えて【友情】や【思い出】なども含まれます。
贈り物にピッタリですね。もう少し手頃な価格なら、もっと沢山の人に触れて欲しい花です。
ライラックは樹木なので、ヨーロッパの方では街路樹としても使われるそうです。5メートル位まで成長します。
青春の1ページに、そんな風景が残せたら宝物ですよね。日本で言う、桜の様な感じかもしれませんね。
ライラックの言い伝え
ライラックの花びらは4枚で、ハート型に見えると言われます。先程の紫の花言葉の由来も、そこにあると言われています。
そして、この花びらが4枚ではなく5枚のライラックを発見すると、とてもラッキーと言われています。 クローバーみたいですね。そして・・・。
その花を誰にも見つからずにそっと飲み込むと、愛する人と永遠に幸せになれるそうです。
女性限定でしょうか。男性も飲んで良いのでしょうか・・笑
花言葉や言い伝えは恋愛や友情に関する事が多いですね。大切な人への贈り物や花嫁のブーケにもピッタリですね。
友情や青春、初恋など。高価でプレミアムな花ですが、若い人にも楽しんで欲しいですね。
ライラックの出回り時期
ライラックは輸入品も出回る為、比較的長い期間に入手出来ます。
しかし、日本産のライラックや、輸入品が盛んに出回る時期以外は、とんでもなく高価な事が多いです。
アジサイなんかも年中手に入りますが高価ですね。それと同じか、もう一声高いです。
輸入品は、1月の中頃から、4月頃まで。そこから国産に変わって、5月の終わり頃か、6月の初めの頃まで出回ります。
もちろん気温に左右されるので、絶対ではありませんが。
国産が出回るのは春先から梅雨前頃ですね。この頃が比較的入手しやすい価格でしょう。
と言っても、安くは無いです。安くても一本が800円から1000円位はします。プレミアムな花ですね。
ちなみに、寒い地方なら地植えも出来ます。苗も出回る事があります。
ライラックは水を切らしやすい
ライラックの切り花は、水を切らしやすいです。業界的には水を下げると言います。
あまり元気が無いなーと思ったら、迷わず水の中で切り戻してやって、深めの水に浸けます。
水を切らしやすい花は、案外水を吸いやすい(元に戻りやすい)事も多いので、正しく扱えば結構長持ちします。
この辺もアジサイに似ています。涼しい所がお勧めです。
ライラックをドライフラワーにしてみた
散々、ライラックは高価と言っておきながら、無謀にもドライフラワーにしてみました。今回は逆さに吊るして作りました。
元の状態がこちら↓
ついでに、これも↓
薄いピンクと紫をやってみました。勿体ないと思うかもしれませんね。しかし、実験ですから。充分に切り花として楽しんだ後です。
特に紫は、しばらく飾ったので、一部が茶色くなってますね。
それでは、ドライフラワーの姿がこちら↓
完全なる茶色。見事に枯れました。
しかし、シルエットは不思議とそのままです。
どちらも同じ色になりましたね。行き着く先は同じという事でしょう。しかし、なんか陽気なシルエットになっちゃいました。
もっとバラバラと散るかと思ったら、意外にも形だけはそのまま残りました。花もそんなに小さくなって無いですね。
まあ、元の花を想像するのは難しいです。しかし、元々樹木なので枝の長さもあり、ある意味使い易いと思います。
用途は限られますが、かなり枯れた感じが強いので、秋色として使うと良いと思います。
柔らかい花なので、必ず逆さに吊るしましょう。
おわりに
かなり贅沢な一品が出来ました。2ヶ月くらい吊るしていたので、かなり時間が掛かりました。
プレミアムな花で、なかなか触れる機会も少ないですが、もし出会う事があれば是非、その香りや美しい見た目を楽しんでみてください♪
読んで頂きありがとうございます♪
いろはでした♪