ちょっとした気遣いの花
今回はちょっとした花のプレゼントにお勧めな花の紹介です。どんな花かというと、
- 知人と会う際の手土産に
- なんか他に渡すプレゼントに添えて
- 大袈裟にならない範囲で気持ちを伝えたい
ざっくり書くとこんな感じです。ちょっとしたプレゼントを、軽い感じで渡したい。人生の中でこんな場面って無いですか？そんな時はこんな花の選び方が良いですよっていうお話です。
実は、結構お客さんから相談されるんですよね。
日本人っぽい考え方
このちょっとした気遣い。日本人らしくて好きなんですよ。私が思う【ちょっとした花】って、優しさ、礼儀、謙虚さが伝わる花だと思っています。
- ちょこっと飾ってくれたら嬉しいな。
- 気を遣われない範囲で喜んでもらいたいな。
- ちょっとこれだけじゃ寂しいから、花も添えよう。
まさに相手の事をとことん考えた末に出る言葉ですね。こんな花が日常的に人から人へ渡るようになるといいですね。具体的にどんな花が良いのか考えてみましょう。
どんな形が好ましい？花束？フラワーアレンジメント？
私が一番推奨しているのは、きれいに包んである花束でもなく、素敵な器に入ったフラワーアレンジメントでもありません。包装紙、またはセロファンのみで包んである状態で渡すのをお勧めしています。
さり気なく包んである感じですね。受け取った人も、ちょっとした花瓶やコップを使って、どこにでも飾れるように。包装紙を取って、長さを合わせて飾るだけのシンプルな構造が望ましいと思います。
相場とボリューム
一般的には誕生日などで送られる花束やフラワーアレンジの平均が３０００円くらいです。なので、それよりも安価である方が良いと考えます。５００円から高くても１５００円くらいまでが、大袈裟にならない価格では無いでしょうか。
また花の本数などのボリュームに関しては、３本～５本くらいでしょうか。
内容
これに関しては好みも有りますが、同じ花だったり、一本で様になる花（ひまわり、ガーベラ、バラ、カーネーションなど）をお勧めしています。何とかボリュームを出そうと小花を沢山入れたり、葉っぱを使ったりは、しないほうが無難です。
やはり限られた予算の中でボリュームを無理に出そうとすると、かえって安っぽくなりがちです。そして、一か所にまとめて飾らないと様になりません。
また、バラやカーネーションは茎も長くてスマートな印象です。長さを保ったまま包んでもらえば、それなりに縦にボリュームがある感じとなり、お洒落な雰囲気になるでしょう。
もちろん相手の好みが最優先です。小花や短い花が悪いという訳では無いです。
季節感のある花も お勧め
季節感のある花を選ぶと、相手の印象に残りやすいです。例えば夏にヒマワリをプレゼントすれば、ヒマワリを見た時に『そういえば、ヒマワリもらったなぁ』って、思い出してくれる事が多いです。
また、テレビや街中、庭先などで見かける花の方が、より季節感を感じやすいです。花屋以外でも見掛ける花の方が思い出してもらえる事が多いでしょう。具体的には
春・・・桜、チューリップ、アネモネ
夏・・・ヒマワリ
秋・・・コスモス
冬・・・クリスマスに合わせて、赤い花
など、分かりやすい花の方が伝わりやすいと思います。バラやガーベラも良いですが、季節感はあまり無いですからね。日常で遭遇する花を選びましょう。
相手の印象に残るような花をプレゼントしたい時には、季節感を取り入れてみましょう。
プレゼントにＮＧな花
一般的には、葬式を連想させる様な花、お悔やみの気持ちを伝える際によく使われる花は避けた方が無難です。地域性や宗教上の事もありますが、菊や白い百合は避けた方が無難です。コップに一輪、菊が飾ってあると、やはり連想してしまいます。
個人的にはそういった感性は早く世の中から無くなって欲しいんですけどね。その花の可能性や活躍のフィールドを限定してしまいますからね。
おわりに
という事で、さり気ない気遣いの為の、ちょっとした花の選び方についてでした。同じ予算でミニ花束やミニフラワーアレンジメント等も購入できますが、何となく、スマートな感じをお勧めしてみました。何かの参考になれば幸いです。
読んで頂きありがとうございました♪
